山口 真人 Yamaguchi Makoto
略歴
1978年生まれ
2000年
加藤裕重(霞仙陶苑)に師事

山口真人さんの作品は、多くの皆様がすでにご存じのことかと思います。
ところが今回は「本邦初公開」のものを制作いただきました。
私たちは、作者の「事情」あるいは「状況」などを一切省みることなく無理をお願いするわけです。
甲斐あって、「山口真人のものなら大概のものは把握しているのだ」というコアな方々にとっても初見のものがあることでしょう。

 

とにかく、「現代多忙陶芸家ランキング」というものがあるならば、確実に上位の常連であろう山口真人さんの四国初個展です。
当廊では、以前「やきもの通信」に登場していただいて以来の発表です。
古典に題材を得ながらも、氏ならではのアレンジで「現代」の作品に仕立てる作風を「やきもの」としての確かな仕上がりと両立させているところが、山口作品の魅力です。
ぜひともご覧になってみて下さい。

令和元年六月  ギャラリーラボ