田上真也

たのうえ しんや

 

本格的にやきものを始めて10年ほどになります。
「土」と「火」。これらに深く関われば関わるほどに、
それらは多様な「呼びかけ」をしてきます。
様々な作品が生み出され、無限かと感じさせるほどの、可能性と魅力。
時に圧倒され、その「呼びかけ」は私を悩まし、振り回される日々であります。

殻。卵の殻、貝殻、種子の殻・・・。
成長に伴うあらゆる生命活動に
欠かすことのできない存在としての「殻」。

殻より出でる瞬間から始まる、新たな生命活動の予感。
太古の時代、海中より爆発的に進化を遂げた生命の痕跡。
私のつくる作品はそれらを感じて戴ける存在でありたい。

 

tanoue

 

ごくごく平凡でおとなしい子として、

1976年 京都府に生まれ、ひょんなことからやきものの仕事に・・・。  (小)