8. 備前徳利

今回のＤＭにも紹介した徳利ですが、写真ではわかりづらいかと思いますが。「扁壷がかって」もいます。
肩のサンギリの「シワ」に何とも色気があります。重厚でいてかつ、とても明るい徳利です。
今回の徳利群の中で私は、何だか知れないけれども特に好きなものです。
中世と近世が合わさったような備前です。
胴中上のろくろ目がとても良いです。
「不思議な魅力」ということばは、大森作品では不思議ではないことなので使用しません。