「これぞ三島だ!文様」の筆頭のひとつ、連珠文の扁壷です。
同じ扁壷でもNo1と異なり、本当に「扁平」な扁壷です。なので、手の小さい人でも片手で楽に扱えます。
この作品は、穴窯による釉調の変化が実に豊かで、片身に替わっていたり、程良い灰被りとなっていたりするのですが、特筆すべくは「青」の出かたの按配です。これが本当に程よくしかも、適量現れていて、三島文や器形をまったく邪魔することなく引き立てています。
人と窯との共同作業が見事にきまった佳作です。
2. 三島扁瓶
作品番号FAA0009
作家名古松 淳志
箱共箱
外形寸法13.6w × 11.3d × 4.9h (cm)
容量280ml