現在開催中

古松 淳志さんの作品は李朝や高麗がその礎となっています。
オリジナルに忠実なものから、遠目に一見して古松作品と判別できるものまでいろいろあります。
高麗李朝のものは、作者がそこに独自性を加えるのが容易ではないと思われ、また忠実に写しても品格において劣るものになりがちですが、これを手掛ける多くの現代作者にとっては実力がまる判りとなる鬼門分野であることは、あまり認識されていないようです。
古松さんの作品は、それが自身本来の体質に合致しているようで、見る者に無理、窮屈、不自然、憐憫などを感じさせません。この分野の現代陶において、これは稀少なことです。
老若男女、やきものに興味を持ち始めて間もない方にも取っ付きやすくお勧めです。
どうぞご高覧下さいませ。
次回予告

郷原良成さんは「古備前」を指標としています。
古備前とは、鎌倉から江戸初期までの備前陶のことで、即ち備前のやきもののことです。
郷原さんは作陶にあたって、個性、独創性や自己表現などには一切興味がなく、ひたすら古備前を規範にすることを心掛けているそうです。
ですが、これこそが郷原さんの個性だといえます(私事ですみませんが、普段は「個性」という言葉は避け「特性」と呼んでいます)。
これまでも、古備前を目指した近現代の作者は数多いものですが、大概どこかで「自己」を出そうとした痕跡がその作品から伺えるものです。これが、そのやきものが中途半端となる要因です。
失敗にもその人の特性が顕れるものです。
古備前に限らず、先ずは「元」の実現に徹する過程で自ずから不意に現れるものが、その作者の個性と言えますが、それ以外の個性は捏造、またその捏造が個性となり、見る側に違和感と脆弱さを感じさせるものです。
そういうわけで、郷原良成さん今後には大いに期待を寄せても構わないのでは、と思っています。
郷原備前の現在をどうぞご覧下さい。

広島福山に工房を構える山下公敏さんの当廊初個展です。
地元の原土を活かし、長らく作陶を続けるベテランの作者さんです。
海外での需要が多く、国内ギャラリーでの展開は多くはなかったとのことで、未だその作品をご存じでない方も多いかと思いますが、やきもの好きの方はこの機会にぜひどうぞ。










これまでの展覧会






























































































































































































































