かげを纏うかたち

作品番号ITB0001

作家名猪倉 髙志

共箱

外形寸法10.4w × 11.3h (cm)

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猪倉高志さんの「かげを纏うかたち」です。

 

このシリーズは基本的にオブジェとして制作されていて、「器」として使用できるものは稀少です。
特にこの作品は珍しく、深手の碗なりのもので、茶碗として使用出来るもので、茶室に入っても充分に品格を保つことのできるものです。

 

猪倉さんの成形は厚手に轆轤びきしたものを、とても長い時間をかけて慎重に乾燥させたものを、ひたすら削り出してゆくという手法です。
と、いえば何ということはなさそうに聞こえるでしょうが、まずは至近距離で眺めてみて下さい。
これを見て、その仕上げにとにかく感心しない者がいるとすれば、よほどの「ひねくれもの」か重度の不感症かのどちらかであることは間違いありません。

 

猪倉さんのプロフィールなどについては、最近の「陶芸本」でも見ていただくと大概出ていますので、そちらをご覧ください。

 

おすすめのレアな逸品ですよ。