このぐい呑は、今回とくに お勧めしたいもののひとつです。
一見、「つかみどころ」の無さそうな形でこの度、手に取ってみた順は後ろの方だったのですが、手に取ってから再び元の所に置くまでの時間が、特に長かったのがこのぐい呑でした。
土肌、水を打った土肌、表裏のコントラスト、見込みの変化…、たいへんに安直な表現で心苦しいですが、「見所が満載」です。
さて、このぐい呑は、実はこの原稿を書くにあたって、大森さんに無許可でいちど私が「実践」いたしました。
なぜならば、皆様が「取りこぼし」をなさった場合、私の所持とするからです。
12. 備前ぐい呑
作品番号ORA0021
作家名大森 礼二
箱共箱
外形寸法7.2w × 6.9d × 4.8h (cm)