9. 唐津白織部ぐい呑

作品番号4BEV

作家名丸田 宗彦

共箱

外形寸法6.2w × 5.0h (cm)

SOLD OUT ▲
お問い合わせはこちら

この「泣く子も笑う」人物文は、丸田氏の得意とするもののひとつです。

この絵柄は古唐津では「橋渡農夫文」と呼ばれ重宝されているもので、実は現在丸田氏が工房を構える内田皿屋の窯で、慶長年間に焼かれていたものです。

オリジナルは、鍬らしきものを担いだ人物が、まさに橋を渡ろうとしている図柄ですが、丸田氏は人物をより繊細なタッチで表現し、橋の代わりにモダンな黒菱繋ぎをあしらい、その造形に対比して、爽やかな雰囲気を出しています。

ベタな発想で申し分けありませんが、吟醸系の酒を、まず呑んでみたいと思いました。
「はし」の代わりに「ひし」なのは シャレなのかどうかは、私は知りません。

向こう側の人物と「担ぎもの」がやや異なるようにも見えます。「姿勢」も違いますね。向こうが「行き」でこちらが「帰り」なのでしょうか?
菱が内側に折り込まれています。
何度も言うようですが、この繊細かつ強靭な筆のタッチは、丸田氏ならではのものです。