6. 備前片口酒注ぎ

作品番号7QEV

作家名小出 尚永

共箱

外形寸法12.4w × 10.3d × 8.0h (cm)

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この片口も備前のやきものとしての良さが随所に現われています。

強胡麻、カセ胡麻、チラ胡麻、細やかな散り胡麻、胡麻の予感胡麻、などの良質の各種胡麻(※注:左記の五分の四までは筆者が普段個人的に勝手に使う名称にすぎません。)や最上の部類に入る土味、紫蘇色などで、まるで見本帳のようです。

頃合いも良く酒次としてのみならず、向附としての使用にも耐え得る力量をもちます。
お勧めの逸品です。

口を除いてみると茶碗の趣きがあります。
これがそうです。
この面の紫蘇肌は、良いですよ。
左にみえる「チラ胡麻」を、まあみて下さい。私には「堪まらん」部分です。
見込中腹に見られる「散り胡麻」は見事!です。
これは最良の部類に入る土肌です。
高台内の土肌も「最良」の続き。胴部に広く入る「カセ胡麻」は明るく艶やかであり出色です。