個人的に好きな長戸裕夢さんの炻器シリーズです。
肌の質感だけでも一見の価値ありで、特に本作品には非常に良いハリを感じます。
解りずらい例えだと思いますが、高層ビルの屋上から飛び降りて地面に落下する10メートル手前の瞬間を切り抜いたよな緊張感のあるハリです。
知らぬ間にもしかしたら肌が荒廃していっているのではないかと心配になってずっと眺めていたのですが、ボロボロ崩れ落ちたりしてきませんでした。きっと当分の間このままです。安心して下さい。
置いて眺めて、持って眺めて、気が付くと時間が経っていて、本当に不思議な魅力のある作品です。
かれこれ3時間近くこんな状態ですが、果たしてこれを仕事と呼んで良いのでしょうか(笑)
これだけ時間をかけたのだからもっと色々書くべきなのでしょうが、もはや書く必要も無い気がしてきました。
そろそろ夜中の時間帯なので、名残り惜しいですが帰ります。ごきげんよう、さよなら。(大村)