こちらも「砂張手」ですが経筒です。
池西さんの経筒には油揚げ手の黄瀬戸や粉青沙器などのものがありますが、今回のこの作品を見た時、氏の仏教美術の造詣や平安経筒の研究の成果を表すのにとても適した手だと思いました。
遠目で見たり写真に撮ったりすると、ほんとうに響銅(砂張と同義です)のように見え、経年変化や白錆のようなものさえ感じられます。これも先週の窯出しのものだそうです。
もちろん「古色付け」などは、氏の他の作品同様、一切されておりません。
17. 砂張手経筒
作品番号IGA0109
作家名池西 剛
箱箱別途
外形寸法11.8w × 25.2h (cm)
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