焼土に胡椒を零したような質感の見込み、木肌のような色味の外側、
なにより、このやきものは、ニヤけた表情を浮かべた「顔」が憑いております。
今にも、「旦那、今日は何を呑むんでぇ?」と喋り出しそうで、愛着が湧いてきます。
このやきものは、生まれてまだ日が浅いですが、「九十九髪」と云う言葉が有るくらいです。
是非、このぐい呑と、歳月を重ねる楽しみを、共に味わって頂きたいものです。
5. 脈脈
作品番号MKA0010
作家名松永 圭太
箱共箱
外形寸法7.0w × 6.4d × 5.4h (cm)