10. 備前ぐい呑

作品番号1QEV

作家名小出 尚永

共箱

外形寸法7.8w × 7.0d × 6.2h (cm)

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石を思わせるしたたかな手取りと、類例の少ない質感をもった赤の発色と、「さざれ石」のようなよく喰い付いた灰被りとのコントラストによって実に独特な世界観を感ずるぐい呑です。

空間支配力も充分です。

手に取った瞬間手重りを感じますが、このぐい呑にこの手重りは必須なのです。
酒がとても旨く呑めるぐい呑です。

焼締めのぐい呑は酒に合わない、とこれまで敬遠されていた方にも、是非使ってみていただきたい作品です。

安定した良い景色です。
この面は「土肌面」ですが、表情に陰陽が同居します。
「さざれ石」を思わせる灰被りの質感は、とても強靭なマチエールで、触っていて気持ちが良いのです。
造形の強さと、土肌と灰被りとのコントラストがこのぐい呑の大きな世界を演出します。 私ならこの面から呑みます。
水を入れてみると、案の定「赤」が浮き上がって発色も強くなります。
写真では高台畳付が白く光ってみえますが、これはライティングによるもので、実際はとても弾力を感じさせる良い黒から紫蘚色のグラデーションとなっています。