短い やきものの常識は疑え!始めました。
「やきものの常識はまず疑え!(「まず」はなかったかも知れない)」では、文が長い(実際には草稿の五、六分の一ほどに省略している・・)、解らん(やきものに興味を持ち始めて間もない方々にも解る内容を、と常に心掛けているが・・)、という方もいらっしゃるそうなので、出来るだけ短く平坦に♡を心掛けてのこの欄です。自己営業妨害といえる本編で、すでに触れた内容もそうでないものもあります。 解りやすいが故に自律神経などに支障をきたし、ご家族に八つ当たりなされても当方は一切責任を負いませんので、その場合の捌け口は劣悪な国政ならびにそれを許容する現代社会にお求め願います。

その7.

 

その7. 観光産業のこと

 

やきものが産業として輸出の対象となることに問題を感じませんが、やきものが「観光みやげ」となると、これは乞食の所為となります。

元来の観光地は仕方がないのでしょうが、すでにこの国の多くのやきもの作者もそのようになっています。

残念なことですが美術館などと同様、今後も増々その傾向は強まることでしょう。

乞食作家の特徴として顕著な例として、国内での販売作品に添付する栞に先ずは海外の個展歴や美術館収蔵などが記されています。公募展受賞なども、その作品を買う者が「現物を買う」限りにおいて何ら関係の無いことです。作品の購入者からすれば公募展の審査員など取るに足らないものですが、そういったこともわからない作者や低劣な同人誌に掲載されそれを顧客に喧伝する作者も、同じく無礼者でありその性根が乞食です。この生業の元来が”河原モノ”といえども、それらしき矜持も見当たらないのが常である現状です。「やきものはその時代の国政を顕す」と云われています。