短い やきものの常識は疑え!始めました。
「やきものの常識はまず疑え!(「まず」はなかったかも知れない)」では、文が長い(実際には草稿の五、六分の一ほどに省略している・・)、解らん(やきものに興味を持ち始めて間もない方々にも解る内容を、と常に心掛けているが・・)、という方もいらっしゃるそうなので、出来るだけ短く平坦に♡を心掛けてのこの欄です。自己営業妨害といえる本編で、すでに触れた内容もそうでないものもあります。 解りやすいが故に自律神経などに支障をきたし、ご家族に八つ当たりなされても当方は一切責任を負いませんので、その場合の捌け口は劣悪な国政ならびにそれを許容する現代社会にお求め願います。

その9.

 

その9. ことわざ ですよ

 

やきものに分野はありませんが、その販売店にはあります。

ふつうのやきもの店、子供用品店、婦人用品店、有付加価専門店、茶道具店、百貨店、模擬百貨店、よろず屋、古美術店と大体はこのいずれかに該当します。著名店か否かは関係なく、また決していずれに優劣があるわけではありませんが、お客さんや作者の認識に関わらず、「類は友を呼ぶ」という慣例が面白いほど当てはまっています。お客さん逹の選択には全く問題はありませんが、作者達には充分な注意が必要です。自らの志向に無頓着に、声が掛かると無節操に付き合っていると必ず「朱に交われば赤くなる」ことになります。例外を見かけることはありません。例えば、ふつうのやきものを志す作者が子供用品店と付き合うと、ほどなくその作品は中途半端なおもちゃと化します。つまり、不良品を量産することになるわけです。「餅は餅屋」と云われるように、おもちゃ屋さんに納品するには玩具製造の専門家でなければなりません。

残念なことですが、こういった分別を正確にできる作者はたいへん数が少ないようです。