今展はリニューアルオープンとして、二十数名の作家による新収集展となりました。
今回の収集展は比較的若い作者の作品も多く、ジャンル別けもないので、展覧会を観に来られたお客様の中には“おぉ～楽しい”と連発される方もおられ、また一度にたくさんの作家の作品を見る機会がなかったのでうれしい・・・とも、また他の方は次々と目移りして困ったとかで何度も来ていただきました。
期間中には二十数名の作家がお一人で、お二人で、ときどきまたお一人で、そしてど～んと一塊での在廊となり、お客様の質問に答えられたり、ある時は同窓会のようでもあり、普段聞けない面白い会話は、中学時代に水泳で鍛えた筋力と精神力は現在に役立って徹夜もへっちゃらとか・・・。またやきもの談義の中では手に入れた骨董で部屋がいっぱいだとか・・・。
今回作者の方とお話出来たことで、私たちが作品をお客様に紹介して伝える時、その作品の背景が以前より以前より濃くなったことは、ギャラリーにとって有意義なことだと喜んでいます。
お一人、お一人ともっともっと踏み込んだ会話が出来るよう、今展での反省も踏まえて埋めていきたいと考えています。
ちなみに今展の流行語大賞は“おそれいります”に決定いたしました。いったい誰でしょう？
ご本人には何かプレゼントを考え中です。
(小野銘子)
