長戸裕夢展!

長戸裕夢展です。

前回に引き続き、砥部に江戸後期かつて存在した知る人ぞ知る名窯「北川毛窯」への挑戦です。

より研究を重ね、表現域の幅も拡がった作品群となっていますよ!

酒器と酒の会、今回は長戸さんの工房からほど近い砥部の銘酒「初雪盃」五種です

徳利は長戸さん所持の、オリジナル北川毛(江戸後期)ですよ。

北川毛は同時期に全国に存在した民窯の中でも、一見李朝を連想させる釉調と線が特徴で、貫入にも独特の様相がみられます。このように江戸後期にはどこにでもあった徳利の形態でも、一目で北川毛と分かる特質を備えています。手前は大鉢の陶片で「飛青磁」のような鉄斑がみられます。

竹に雀や宝珠文などの見事な鉄絵が施されたものもあります。

 

こちらは、長戸さんがこれから工房新築に着手するために取得したばかりの地所です。広いですよ。

長戸さんの後ろ、樹のみえるところが穴窯築窯の位置です。写真では分かりづらいかも知れませんが、とても良い傾斜地となっています。向かって右手に工房を建設予定です。もう間もなく造成開始予定です。

楽しみですね!

 

次回は8月1日(土)より新 学展です。「酒器と酒の会」もありますよ!お待ちいたしております。