39. 堀一郎展

 

今回は、堀一郎さんの関西以西での個展は数十年ぶり!(約40年)でもあり、事前の問い合わせもたくさん頂き、個展恒例となった「酒器と酒の会」も東京から九州にわたる遠方からの参加者で早々に定員が埋まる盛況となりました。

 

この最近、県外からわざわざ当廊に足を運んで下さる方が目立って増えていて、都市部からこのように特に他に用もないであろう愛媛の田舎町に来てくださることは大変に恐縮なことですが、本当に心より御礼を申し上げます。

 

今回の企画立案の当初は、堀さんの黄瀬戸を特に際立たせる構成の絵図を描いていましたが、志野と瀬戸黒の特徴の立ったものが入りましたので結局、「志野、黄瀬戸、瀬戸黒展」という様相になりました。

意外性は前面には出ていませんが、そのぶんバランスのとれた構成になっていると思います。

 

堀一郎氏40年ぶりの愛媛来訪。写真右が堀さんです。

 

今回の「酒器と酒の会」の酒器群。古陶と堀さんの旧作との取り合わせで、珍しいところでは堀一郎作「信楽徳利」(30年ほど前の作で池西剛氏所蔵のもの。良い!)など。

 

酒盃を選ぶ堀氏。

 

「酒器と酒の会」風景でした。

因みに、今回の「あがり」は3:30 amでした。

 

堀一郎氏、隣は池西剛氏。

 

堀一郎氏と、唐津より来訪の三藤るい氏。