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デレック ラーセン 展
令和元年7月13日(土)~7月21日(日)
11:00~18:30 水曜定休(7/17)
作家在廊日 7/13(土)
「陽のあたる枯野」と、かつて古人は信楽のやきものをそう喩えました。
李朝のやきものとともに「日本人はこれで死ねる」といわれたのも信楽です。
その枯野に夕陽が射したような美しい緋色と枯れた肌合いを求め、信楽を焼き続けるデレック・ラーセン氏はアメリカ人です。
かつて祖国の平原を馬で駆けていたとき目にした、岩が点在し地平線の見える大草原がデレック氏にとっての原風景だそうです。
信楽のようなやきものに美を見出すことは日本人独特の感性のようにも思われますが、普遍性を備えた美しさには、様々な領域や民族性、そして時間を越えて残り伝わる力があるものです。
デレック氏の解釈する信楽により、私達はこのやきもののもつ普遍性を再認識することができます。
ご高覧願います。
令和元年七月 ギャラリーラボ
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