藤ノ木 土平 展
令和2年9月12日(土)~9月20日(日)
11:00~18:30 水曜定休
いまから四百年余り遡る慶長期、唐津のやきものは志野、織部といった美濃陶と文様やデザインの影響を相互に受け与え、市場流通を共有する密接な関係にありました。
藤ノ木土平氏は唐津で修行を始めて間もなく、志野、織部を学ぶため美濃に渡り二年間の修行の後、再び唐津に戻り窯を構え現在に至ります。
氏の唐津に見え隠れする美濃陶からの影響は、三十年前に氏の作品を初見した折に感じ受けたものですが、それは偶然ではなかったようで現在も作陶の根底には織部があるとのことです。
このたび当廊での初個展にあたり、初見の折とりわけ印象の深かった彫唐津(本展では「刻」と命名されている作品です)を特にお願いしました。
唐津でも古い岸嶽飯洞甕窯由来の彫唐津ですが、造形、釉薬素材などに美濃茶陶との共通点の顕著な他窯ではみられない独特の作行きを、藤ノ木流にアレンジされた「刻」シリーズを中心に氏ならではの多彩な作品群が揃いました。ご高覧下されば幸甚です。
ギャラリーラボ
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