山口 真人 展 -志野-
令和2年9月26日(土)~10月4日(日)
11:00~18:30 水曜定休
志野というやきものがもし無かったならば、この国の陶磁史は現在より色褪せていたでしょう。
桃山時代に突然変異的に生まれたこのやきものは昭和に再認識され、近代以降多くの作者が手掛けています。ですが桃山志野といえども本当に良いものは限られており、釉調、発色、造形など様々な条件の組み合わせにより佳品の出現し難いこのやきものの壁は高く、近現代巨匠と呼ばれる先人たちを含め、未だこの壁を越えた者を寡聞にして知りません。ですが現代においてこれを手掛け志野の名を冠する以上、この壁を避けては通れません。たいへん厳しい基準値だと思います。
本年前半期、山口真人氏は展覧会予定を入れずひたすら志野の研究に没頭していました。
氏はもとより志野を手掛けこれまでも好評を得ていましたが、自らの内には目指すべく志野というものがあり、それが取りも直さず王道の優品という近代以降前人未踏の領域であるのはこちらにも伝わっていました。途中、良い感触で運んでいるとの知らせを受け心待ちにしておりましたが、果たして祝福すべく堂々とした志野が誕生しました。山口真人史上初の志野に特化した本展では、釉薬の試作は多数に及び、造形ならびに素地も刷新して薪窯を四回焼成し、その中から厳選された七種の志野をご覧いただきます。ご期待下さい!
表紙・1: SOLD OUT
3: SOLD OUT
6: SOLD OUT
7: SOLD OUT
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裏表紙・47: SOLD OUT