山口 真人展

山口 真人 展

令和5年9月23日（土）～10月1日（日）

11:00～18:30　水曜定休

山口真人展は毎回テーマを特定して開催していますが、今回は「御深井」です。
御深井は「おふけ」と読み、黄瀬戸、志野の次期に織部を焼いていた元屋敷や窯ヶ根の窯に焼かれ始めたやきもので、黄瀬戸ぐいのみ手に志野織部のテーストを加えたような質感に細かく鋭利な貫入が大きな特徴です。名の由来は後年、名古屋城の御深井丸近くでお庭焼きとして採用されていたことによるといわれています。

山口さんが手掛けるものは、それが何であれひと目でそれとわかるものになっていますが、今回の御深井という、元々が黄瀬戸や志野の陰に隠れて目立たない品目を、実に華のある爽やかな作品に再編させていて、一見すれば全て山口オリジナルに見えるかもしれませんが、要所に古御深井の要素が仕組まれています。またいつもの山口作品と同様、使って汚れない堅固な焼成を備えています。

本展作品で、皆様の日々に彩りを添えるお役に立てますことを願っております。

※価格表を含む各画面はクリックにより拡大してご覧いただけます。

– お知らせとお願い –

※　図録掲載作品の別面の詳細画像などのご要望につきましては購入希望の方にお応えいたしておりますが、対応は会期3日目以降となり本展では9月25日（月）より順次対応させていただきます。

尚、店舗と図録によるご成約優先のため、その間にご要望作品が売約済みとなりました場合は対応をご容赦願います。