松村遷 展
令和7年5月24日(土)~6月1日(日)
11:00~18:30 水曜定休
- ごあいさつ -
松村遷さんは黄瀬戸の専門家です。
オリジナルが焼かれた桃山期も含め、黄瀬戸一本で作陶を続ける人はあまりいません。
さて、今回の新作を見ると「白い」作品が比較的多く、ついに黄瀬戸以外に向かったか、と思われる場合もあるかも知れませんが、これらも黄瀬戸であり、従来の“本沼手”と同様、素材の産地がその名称に付けられています。ではなぜ、白いのに黄瀬戸か?といえば、元より黄瀬戸には素地の珪酸分により部分的に白く発色した「兎の斑(うのふ)」と呼ばれる景色の出たものがあり、桃山期の六角盃などでは、この兎の斑が出たものは特に珍重され、市場価格も数倍の値で取引されたりもします。全面が兎の斑で白く発色したものも小皿などに見られます。松村さんの白いものには赤の発色も見られますが、これも銅の“タンパン”が還元焼成されると得られる色です。
というわけで、いろいろなヴァリエーションが増えている松村遷の黄瀬戸を本展でどうぞお楽しみ下さい。
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– お知らせとお願い –
※ 図録掲載作品の別面の詳細画像などのご要望につきまして、 購入希望の方にお応えいたしております。尚、対応は会期3日目以降となり、本展では5月26日(月)より順次対応させていただきますが、店舗と図録によるご成約優先のため、その間にご要望作品が売約済みとなりました場合は対応をご容赦願います。