いけにし ごう
1961年9月19日 大阪府吹田市出身
やきものとはまるで無縁の生活を送っていた十九歳のある日、偶然見かけた正体不明の物体の写真に衝撃を受ける。それは数百年以前にできた日本のやきものであることを知る。
数日後、それを買いに東京日本橋の古美術店を訪ねると、「そんなものはすぐにはない、あれば十数億円である。」と笑われ、再び衝撃を受ける。
そこで諦めたと思いきや、こともあろうにいつの間にかやきもの制作が生業となり今に至る。その間の経緯については不詳。
現在工房には、自作以外のやきものが常に過半数を占める。
座右の銘は「成り行きは恐るべし」、「転んでもただでは起きぬ」。
作陶に際しての心掛けとしては「恥は承知で堂々とやる」。
作品は二十数年拝見しております。
テロリストにならなくてよかったですね。 (小)