森本良信

もりもと よしのぶ

 

1976年岡山に生まれる。

 

高校を卒業後やきものを始め、自宅に窯を築く。初窯は全て茶碗を詰めて焼くが失敗・・・。
その後焼いては壊し、焼いては壊しを続けました。
その時の体験は苦しかったが、現在の私の基盤となった気がします。

タネもシカケもコネもない作品制作。その作品に対して自分がどれだけ奴隷となれるかが勝負だと思っております。

 

morimoto

 

森本さんとの会話の中で、今は土味を追求していきたいという話が出ました。目指しているものは北村美術館の備前花入の土味だそうです。どんな土味がお好きなのかを訊くと「触るとスポンジ感のある肌触り」だそうです。???。また森本さんの火襷は古いものには同様のものが少なく、土味も違うので、ご自身では別名「還元火襷」と呼んでいるそうです。  (小)